「IPO推進室」から「企業価値向上支援室」への呼称変更及び新体制のお知らせ

  • 2025年2月4日
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監査法人アヴァンティア(本社:東京都千代田区、法人代表CEO:小笠原直)は、2025年2月1日付で「IPO推進室」を「企業価値向上支援室」に呼称変更するとともに、室長として新たにパートナーの梶原大輔が就任したことをお知らせいたします。

監査法人アヴァンティアは、日本を支えるベンチャー監査法人として、「IPO推進室」を設置し、IPO監査を通じてIPOを目指す成長企業を全面的に支援してまいりましたが、昨今、生成AIなどのテクノロジーの進化が社会やビジネスのあり方に急速な変革をもたらす中、監査法人もより一層のクライアント企業への指導的機能の発揮と柔軟な対応が求められる局面に突入してきました。

このような背景から、これまでのIPO監査に加え、クライアント企業への多面的なサポートをより一層行い、企業の伴走者として長期的な視点で指導的機能を存分に発揮することで、企業の「未来を創る力」を最大限に引き出すための取組みを推進すべく、この度の呼称変更と新体制の構築を実施いたしました。

今後はクライアント企業のIPO成功だけでなく、IPO成功後の上場企業としての社会的責任や持続可能性も見据えた企業価値向上の支援をより強固に実施してまいります。

 

■企業価値向上支援室長のご紹介

梶原 大輔(公認会計士)

  • パートナー 企業価値向上支援室長 大阪事務所統括責任者 地方創生統括責任者
  • 日本公認会計士協会 中小監査事務所基盤強化専門委員会 人材採用育成WG委員
  • 一般財団法人会計教育研修機構 東京実務補習所運営委員

 

~「企業価値向上支援室」の呼称に込めた想い~

「失われた30年」といわれるように、日本経済は長いあいだ低成長の状況に置かれてきました。このような現状は、日本のすべての企業にとって大きな試練であり、我々監査法人としましてもこの課題を真摯に受け止める必要があります。また、生成AIなどのテクノロジーの進化が、社会やビジネスのあり方に急速な変革をもたらす中、ビジネスモデルの変革が求められているにもかかわらず、過去の成功体験に依存してしまう企業は少なくなく、未来を見据えた経営の重要性はますます高まっているといえます。

この度の組織名の変更は、ただの呼称変更にとどまらず、監査法人としての使命を再確認し、IPO準備企業を中心とした企業の成長を支援するための新たな方向性を示すためのものです。それは、企業ひいては経営者を支援し、企業価値の向上をサポートすることこそが、長引く日本経済の停滞を打破し、活性化につなげるための一歩を踏み出すことができると確信していることから「IPO推進室」を「企業価値向上支援室」と呼称変更することにいたしました。

監査法人の使命は、単に企業の財務諸表をチェックし監査報告書を発行することにとどまらず、企業の「未来を創る力」を最大限に引き出すことです。それは、収益性などの会計上の数値だけで測られるものではなく、その持続可能性や社会的責任について、経営者がどのようなビジョンや戦略を持っているのか、それを実現するために必要なリソースや専門家の支援は何か、これらを明確にし、企業価値向上のための判断に資する材料を企業に提供することこそが監査法人として本来あるべき姿であると私は考えます。

監査法人の本来あるべき姿を忠実に表現する「企業価値向上支援室」は、企業価値最大化という企業の至上命題に対してのサポートを惜しまず行い、企業の伴走者として、共に歩む姿勢を大切にしてまいります。