尖閣問題から日中関係は政治的には冷え切っておりますが、中国市場へ継続的に依存しなければならない日本企業にとっては、中国カントリーリスクにしっかり対応していく必要があります。
なかでも、中国に投資したリスクマネーの回収は重要です。送金手続が予定通り実施できないと、本国の資金繰りにも影響を与えることになります。中国の外貨管理制度は日本と比べても煩雑でかつ多くの規制が現存しておりますが、昨年9月に外国送金規制が一部緩和されて、従来よりも日本への送金が容易になってきております。
本セミナーでは、中国の有力邦銀から得た貴重な情報をもとに、実際に現地でコンサルティングした事例を参考に、中国子会社からの海外送金について、配当、ロイヤリティ、技術支援料等の各手法ごとの、外貨管理法、税法、銀行送金手続等の実務上の注意点をわかりやすく解説いたします。中国の外為法を十分に理解した上で、企業グループ内で円滑に資金環流する実務の一助になればと思います。
多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
【講師】 監査法人アヴァンティア 法人代表 公認会計士 小笠原 直
【セミナータイトル】 中国子会社から確実に本国に送金するための実務のポイント
~中国外貨管理法、中国税法の正しい理解~
【日時】 2015年7月9日(木) 13:30~16:30
【場所】 東京・日本橋茅場町 「茅場町・グリンヒルビル セミナールーム」 [地図]
セミナー概要、受講費用、申込方法等については、<こちら> をご覧下さい。